2012年10月28日日曜日

筑波山、羽鳥道

雨の筑波山、山麓、サラシナショウマ、あの純白の花をもとめて。
紅葉には、まだ早い筑波山、羽鳥道を探索、雨はやむ気配なく降り続く、遠くからの眺望だと、山が色付いているかと思われたが、赤松が大量に枯れ、縞枯状態である。

雨に煙る筑波山
山麓付近白いベールをまとい、山頂もガス覆い、電波塔も見えない。


麓の埴輪の店先(にしうら)、表情の豊かな(縄文のビーナス)作品が並ぶ。
土の豊かな地区で、素焼きの土管は、全国に、発送されています。


ヤクシソウとノコンギク


ノコンギク


トネアザミ


サラシナショウマ


タマアジサイ


ツクバトリカブト


サラシナショウマ

 
ヤクシソウ


 
 
男の川(おのかわ)、登山口
 

女の川(めのかわ)、登山口





 
羽鳥道
静かな筑波道、散歩道、二人のナーゲルの音しか聞こえない(聞こえるのは葉をつとう雨の音)。



常陸そば、筑波蜜柑の何ともいえない皮の香りを堪能。
静かな、筑波山、柿が色づき、里山に紅葉時期を迎える音が聞こえる。

2012年10月14日日曜日

北八ヶ岳の天狗岳

北八ヶ岳、天狗岳を唐沢鉱泉登山口からあるきます。

まだ紅葉時期には早いかなと、思われるが山は、-6~7度、になり冬を迎えている。

唐沢鉱泉 - 渋ノ湯分岐 - 黒百合平(黒百合ヒュッテ) - スリバチ池 - 東天狗岳 - 

西天狗 - 西尾根 - 枯尾ノ峰分岐 - 唐沢鉱泉

東天狗岳・西天狗岳

東天狗岳


 出発が、午前9時、諏訪インター(中央自動車道)で降り、午後2時には、唐沢鉱泉を出ないと、途中お昼食べていると遅くなるので、コンビニの飯、クルマの中で遅いお昼を食べながら、2時少し前に鉱泉到着すぐ身支度をして、上流部の登山口の橋、2時20分出発、なだらかな、唐松の林、こけの道、(丸川峠を思い出す)ダテ樺、ナナカマドの紅葉がみられる頃道は、岩がゴロゴロ、の急登、朝降った雨で水たまり、岩が滑る、かなり長い岩の道、1時間20分、渋ノ湯分岐、より沢石の登り名のごとし沢の中の大岩がゴロゴロした道を登る、紅葉は、高木の頭の上にみられ、苔むした岩が登山道の周囲を埋め尽くす、ハイマツとシラビソ、シャクナゲ、草の紅葉が見られ標高が上がってきた、ゴゼンタチバナの赤い実が私たちを迎える、まもなくガスに覆れた小屋が、4時43分、気温1℃。
黒百合ヒュッテは、かなり混雑していた、小屋へ入ると土間のようなロビー、右が食堂、左が談話室、小さなストーブ、人であふれていた、靴の置場所もない、ザックもこの談話室に置いておく、部屋は、食事の後に案内される、小屋は、発電機を使用してない、ソーラーの電源でまかなわれていて、ぼんやりとした明かりの雰囲気、(消灯後の山小屋)従業員もヘットランプを使って仕事をしている、部屋は、3階の屋根裏部屋、二列で頭を反対側にして足と足を向き合わせて寝るが足と足の間がないので、夜中にトイレに行くのには相当の度胸がいる、夜中、一晩中雷の音が(いびき)小屋中に響いていた。

 翌朝気温-6から7℃、小屋を出て、すぐに正面の岩の登り(スリバチ池を経て溶岩台地)表面凍結した岩が滑る、木々の葉は、霧氷が付き、きれいな雪花を咲かしていた、またイワカガミのピンクの花が恥ずかしそうにうつむいて、私のくるのを待っていた。
  登りつめれば 天狗岳 ♪♪♪
  秋の気配は 増すばかり
  重い足取り ザックの重さ
  恋の思いも 増すばかり ♪♪♪
登り初めて10~15分、振り返ると、快晴の青空、北アルプスの山並、黒百合ヒュッテが見え、スリバチ池、天狗の奥庭、奇形の岩、針葉樹、ハイマツ、シャクナゲ、箱庭、自然が作った庭園が、正面に双峰の天狗岳が一望出来る、岩礫の急登を登ると東天狗岳、山頂は、登山者であふれていた、360度のパノラマが、日本アルプスが全望、八ヶ岳の山並み、根石岳、根石山荘、箕冠山、八ヶ岳の赤岳、阿弥陀岳、名残つきないが、ガレを下って、西天狗岳(標高2645.8m)山頂は、かなり広い平坦場所がある、東天狗岳より、人だかりは少ない、ここで小屋でご一緒の横浜の女性の方と、記念写真を(山レコに投稿している)、渋ノ湯に、下山ということでお別れして、西尾根へ、岩塊地を下降する、天狗岳は85%は、ゴロゴロの岩塊地帯である、第二展望台、南八ヶ岳が手に取るように望める、また苔生した岩があらわれ出した、さらに下って第一展望台の岩棚、人が多いので下におり昼食、山頂付近は、ガス覆いはじめた、眼下に諏訪盆地が見える、これより苔生の針葉樹林の原生林を、枯尾の峰分岐へ、分岐を右折して、長いゴロゴロ岩のシラビソの道を、唐沢鉱泉へ、鉱泉の建物が見えてきて、最後沢を折り返しシャクナゲ橋。

唐沢鉱泉の源泉の湯畑

唐沢鉱泉の奧登山口
 
 
唐松の林、ヒカリゴケ(苔生)の道


渋ノ湯分岐

黒百合ヒュッテ

小屋の夕食、外に6人に、1つの大皿料理が
 
三階、屋根裏部屋(特別室?)
布団は、一人に一つ、暖かい夜でしたが、雷が一晩中、(外は満点の星が輝く)夜中トイレに行く場合は、真ん中の柱伝いに人の足を踏まないように行動する。
 
朝食、外小皿料理(ひじきの煮物、お新香)
 
早朝、気温-6~7度、ガスが氷り霧氷で真っ白
 
登山者でにぎわう東天狗岳山頂
天候快晴、360度の展望、雲海は地平線付近に日本アルプスの山並みが、山の山容をくっきりと表し、確認出来る、なかなか見られない景観である、疲れを忘れる瞬間、登山客が多く、よいアングルでの撮影がうまくいかない。
 
西天狗岳(標高2645.8m)
真っ青な空、また山を呼ぶ声が聞こえる(いつの日か夏、花が咲き乱れる、天狗岳を君と歩きたい。)
       
 
       はかなく過ぎし 初恋の ♪♪♪
                  哀しき山の 花園に
                  空へ羽ばたく 鷺草(サギソウ)の
       白く可憐な 花が咲く ♪♪♪
 
 
日本秘湯の湯、唐沢鉱泉
 

唐沢鉱泉、癒しの湯、硫黄の香りがして、湯治場の雰囲気、人が少なく静かで、すばらしいお湯でした。

天狗岳の山旅をご覧ください。


帰路につく。