2014年8月2日土曜日

南アルプス鳳凰三山 薬師岳・観音岳・地蔵岳、南御室小屋、鳳凰小屋

南アルプス鳳凰三山

鳳凰山は山梨県の南アルプス北東部にある3つの山の総称である。

地蔵岳・観音岳・薬師岳を 歩いてきました。(クラブに参加して〔20名〕、一般の登山者様に迷惑をおかけ致しましたことをお詫び致します。)

夜叉神峠登山口1.370m -- 夜叉神峠(夜叉神峠小屋)1.770m -- 大崖頭山2.186m --

杖立峠2.150m -- 苺平2.510m -- 南御室小屋(泊)2.430m -- 薬師岳2.780m -- 

観音岳2.840m -- アカヌケ沢の頭2.750m -- 賽の河原2.778m(地蔵岳2.764m) -- 

凰小屋(泊)2.382m -- 燕頭山2.104m -- 旭岳(猿田彦神社) -- 御座石鉱泉



 今にも泣き出しそうな、夜叉神の森、夜叉神峠登山口より、1日目、標高差1060m、距離は長そう、登りだして直ぐ、雨が降り出す、雨具をつけ、夜叉神峠小屋、小屋からは、ミヤコザサの道を、下り、急坂を登り返すと、緩やかな登山道となる、唐松、シラビソの森をひたすら登る、いつの間にか雨はやんでいた、展望はないが気持ちのいい風が、体を冷している、杖立峠、鉄パイプで組み立てた標識がある、 樹林が切れて北岳方面の展望が広がる場所に出る、しばらく登りつめると、小さな平地で苺平、下りきると南御室だ、樹林帯にぽっかりと空いた平地で、南御室小屋が建っている、水は豊富で、若い女性だけのスタッフで、まかなわれていました。(お弁当、当日の朝お湯のサービス、ビールが冷えていなかった、意味がわかる)もう一度行きたい山小屋。


 小屋の左手から急登が山腹を右を巻いて行き、稜線歩き、ダケカンバの森、、見通しのいい稜線、燕のような山容、巨岩が積み重なった砂払岳、下って薬師岳小屋が、ダケカンバ、ハイマツ、ナナカマドが、白砂青松の斜面、登り切って薬師岳の頂上、巨岩のピークが2つ並ぶ、山頂からは一気の下り、岩稜や鎖場がある、鞍部からは再び急登、タカネビランジが咲いている、登り切ったピークが赤抜沢ノ頭、下ると白砂の鞍部、賽の河原と呼ばれ、子授けのお地蔵さんが並んでいる、山の会の石仏も見られる、ガスの合間オベリスクを登っている人が見える、2枚の巨岩が合わさった岩の間を登るのかな、地蔵岳から右下急な、歩きづらい砂の道をすべないよう、鳳凰小屋に到着、小屋の周りは、高山植物の宝庫、特に柳欄の山小屋って雰囲気でした、沢水で冷やしたビールがうまかった、時間的余裕はあったが、小屋が薄暗く、表も何回も雷雨に襲われ、暗い小屋の中で過ごした、連休のせいか小屋は満杯状況なった、夜中星空になったが、星があまり綺麗で無かった。

 

小屋の右テントサイドを左、燕頭山2104m,御座石鉱泉へ下山、(青木鉱泉の方がおもしろそうだが)樹林帯の中の急な下り、蒸し暑い、汗臭い、膝が笑う、旭岳(猿田彦神嶽神社)、楽しい花の旅も終わる、一歩、一歩、現実に戻って、鉱泉につく頃は、入梅明けの夏空が待っていた。

アカショウマ

ダイコン草
 
南御室小屋
 
楽しい夕食
 
ハクサンチドリ
 
小屋番(女性達)見送られて
 
ハクサンシャクナゲ
 
恥ずかしそうに岩陰に
ミヤマハタザオ
 
白砂青松、美しい白い肌
 
コイワカガミ
 
北岳(沢筋の残雪が少ない、7月なのに)
 
タカネビランジ(色が薄い)
 
蕾だと、ピンク色
 
ハクサンイチゲ
 
ミヤマハンショウズル
 
ギンロバイ
 
サラサドウザン

ウラジロヨウラク

グンナイフウロ

カラマツソウ

ミヤマハンショウズル

奉修行甲斐国地蔵岳入峰天下泰平如意祈攸         
熊野修験 那智山青岸渡寺
(賽の河原)

南御室小屋の愛情のこもったお弁当
山の弁当で、一番です

イワカガミ
 
ナナカマド
 
ゴゼンタチバナ

ハイマツの花

コケモモ

鳳凰小屋、小屋番と私たち
写真をご希望の方メールにて、
アドレスをお知らせください。

キバナノコマノツメ

キバナノアツモリソウ
 
クルマユリ
 
イチャクリソウ
 
まだまだ沢山の花に逢うことができました、何よりも可愛く、可憐な、花達よ。
   
 
 
       1   君ゆえ恋し 想い出の
                  懐かし山の 花園に
       心ときめく 唐松草の
       優しく微笑む その姿

    2   はかなく過ぎし 想い出の
       哀しき山の 花園に
       空へ羽ばたく 鷺草(サギソウ)の
       白く可憐な その姿

   3   いまなお熱き 想い出の
       秘めたる山の 花園に
       だれを待つのか シモツケ草の
       赤くもえる その姿

また、山行のBDをご希望の方連絡を。

0 件のコメント:

コメントを投稿