2012年2月18日土曜日

筑波山、V字谷東尾根・男女川の沢

V字谷東尾根、男女川の沢の源流を歩いて

早朝は、山頂付近、ガスって見えませんでした、夜中に雪が降り、雪化粧の筑波山、外見は、冬の山ですが、山吹草の春芽・アオキの実から芽がみられる。




V字谷東尾根
2月18日から筑波山の梅祭りがはじまる、梅林上部取り付き。

V字谷東尾根・東尾根分岐直進



久しぶりのV字谷東尾根、沢の真ん中にもみの木が根本にお賽銭が上がっています、靜かな山、鳥の鳴き声もない、聞こえるのは沢の音、木々から落ちる雪の音が、獣の足音に聞こえ、尾根を見上げる、静寂------。
凍結した沢、今年は少ない。



V字谷東尾根核心部、雪が付いた岩が滑る、巻き道(高巻き)はない、一旦沢を下り、左岸を高巻きしかない、核心部、沢を下るのは危険だ、直登のみ、手袋を通して冷たさが指に、靴が水の中、気にせずホールドを探して、格好も気にせず、3点半支持で、膝も使い慎重に、四つん這いになって越えてゆく、この先、3つのテラス、ホールドの少ない一枚岩があるが、テラスまで行けば、右岸を巻ける、テラスを越えて一服。
斜めルンゼ、ホールドはあるが、雪と水、ザック(背中)があたる。



V字谷東尾根上部分岐、右方向巻き道を、東尾根、洞窟、立身石へ。
洞窟の前の杉の巨木、ブナの木が霧氷で綺麗です。
真っ青な空、霧氷。


うっすら雪化粧の山頂、山桜が満開のような霧氷と女体山。
 
 



御幸が原の湧水の男女川の沢の源流を下降。

下山道、御幸が原の男女川源流の役公之窟の石物。

役行者(えんノぎょうじゃ)は、続日本紀によると、姓が役公(えだちノきみ)で、名を小角(おづぬ)と云い、634年(舒明天皇6年)8月10日大和国葛木上郡茅原(ちはら)の里、奈良県御所市茅原の本山修験宗大本山・茅原山・金剛寿院「吉祥草寺」で生まれ、父は高鴨神に奉仕する高加茂朝臣(たかかもノあそん)で、加茂役君(かもノえだちノきみ)、加茂間賀介麻(まかげまろ)と云い、又の名を大角(おおづぬ)。母は渡都岐比売(とときひめ)、又の名を白専女(しらとうめ)、刀自女(とらめ)と云って、第25代武烈天皇の御代(6世紀初期)大伴金村に攻め滅ぼされた大臣物部真鳥の娘です、奈良観光HPによる。
熊野修験の祈願の奉納札。

窟の中、右が斧を持つ前鬼、中央が右手に錫杖・左手に経巻を持つ役行者、左が水瓶を持つ後鬼、か。
男女川源流の湧水の下の沢を直下降。

御幸が原と別れ沢を下降、沢の中を400から500m下ると、左岸に、踏み跡の明瞭な道が現れた、下に連れて沢を高巻くように、沢を右下にみて、巾の広い登山道と言うより、山の作業道路を下って行くと、左側の檜の森上部にケーブルカーの線路敷きが見えてくる、しばらく歩って、治山砂防の堰堤が見えて大小2位あります、沢は遥か右側に離れて、宮脇駅脇に、下山。

駅の早春の花、福寿草が満開でした。

雪の中アオキの芽が、小さい根回り穴をつくっています、霊芝(万年茸)でしょう??。

筑波山の梅林の赤い梅1分咲き。
霧氷、氷の結晶。

しばらくぶりで筑波山の南面を歩いてきました、北面、羽鳥側は、沢山雪が付いていて、軽アイゼンが効かないようだ、筑波の雪は水分が多いので、春の雪と同じ、明日になれば凍結して歩きやすいかも。

2月18日(土)から筑波山の梅祭りが開催されます、山ガール5名(つくば観光大使)が交代で振り袖姿で、案内をしています是非おいでください。


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