2012年7月9日月曜日

筑波山を歩いて

しばらくぶりで筑波山を歩いてきました。

今回は、梅林上部から、男体山、連絡道の男女ノ川の源流、樹齢800年の杉の木、女体山。

梅林、あじさいの花に送られて(見頃でした)出発、筑波山道が、いたるところに、通行禁止の標識が出ていました。

梅林のあじさいの花


通行禁止


南面中腹からの眺め、眺望はない。


男女ノ川の源流・大杉
自生する樹齢800年の大杉の名前が「紫峰杉」に決まった。
高さ約40メートル、幹回りは7メートルに達する。こけむした太い枝が四方に広がる様は迫力があり、パワースポットとして人気が出始めたという。
パワースポットにあやかろうと女性が思いにふける。
紫峰杉

男女川の水源
山頂で茶店を営む人たちがこの水を、担いで持ち帰り、水瓶にため、使用した、 水をためるため使用していた木製の樽の箍がが切れて開いてしまったのを元に戻して、間の空いた樽があります。 
男女ノ川の源流のしみだす水は、筑波山に降った雨水が15年の歳月をかけて出てきます。
水を引くているパイプ(塩ビ管)がなぜか哀しく感じられる。


百人一首に詠まれている歌

筑波嶺(つくばね)の峰より落つる男女川(みなのがわ)恋ぞつもりて淵(ふち)となりぬる

現代語訳

筑波のいただきから流れ落ちてくる男女川(みなのがわ)が、
最初は細々とした流れから次第に水かさを増して深い淵となるよ
うに、恋心も次第につのって今では淵のように深くなっている。


連絡通路でがまの口上が行われていた


天浮橋あめのうきはし
天浮橋は、日本神話によると、天上界と地上をつなぐ橋で、イザナギ、イザナミの両神が降臨したところとされる。筑波山の天浮橋は、女体山山頂、筑波山神社女体山本殿裏にある。幅1m、長さ3m余りの木製の橋で、女体山頂上風景の象徴となっている。
2009(平成21)年4月20日、新しく橋が架け替えられ、28年ぶりに通行可能となった。これまで、1956(昭和31)年に架けられた橋があったが、老朽化のため、1981(昭和56)年から通行止めとなっていた。 筑波山にいつごろからあるかは不明だが、筑波山神社に1702(元禄15)年の橋の欄干の擬宝珠(ぎぼし)が残されており、少なくとも300年前に存在していたらしい。
山頂からこの橋を渡って降りると、登山道の白雲橋コース下山口と女体山神社登り口前に戻る分岐がある。
天浮橋、彼女達がピースサインを


筑波、出会った7月の花