栃木県と群馬県の県境に位置し、古くから修験道の修行の場であった、袈裟丸山は、栃木県北西部足尾町、足尾山塊の南端に位置して、皇海山、庚申山は尾根づたい。
シャクナゲやツツジが美しく、弘法大師や信仰にまつわる伝説が多く語り継がれているミステリアスな山でもあり、中腹部には、巨大な不動岩と呼ばれるみかげ石の岩場に、西枕、右腕を下にした 寝釈迦 と呼ばれる像がひっそりと横たわっています、また沢の対岸奥に、相輪塔があります。
寝釈迦像・相輪塔の言われ
寝釈迦像
昔、勝道上人が彫ったとの言われ、また弘法大師が巡錫中この像を見て開眼したとも伝えられ、また徳川初期の作とも言われている。北枕で西方を無為お手横たわっている。北枕は頭寒足熱、西方にそびえるヒマラヤの雪嶺は、炎熱にあえぐしゃかの生地からは極楽浄土と見なされた。心臓を上方に右手枕で右脇を下方に横たわっている姿勢は身体が最も安楽な大位とされている。この存在について別の伝えによれば、徳川幕府の直轄であった足尾銅山に送り込まれた多数の因人が病死したので、その菩提を弔うために秘かに彫ったとも言われる。
相輪塔
高さ十八米、巾三米で、自然に出来た。塔石や附近に十六石仏が祀られている。沢入にあったこの塔は、女人の信仰があって、彼女達が塔石に上がるのを嫌った天狗が一夜のうちに約七粁離れた現在地へ運んだ。そのとき、上の石から積み上げたので最も大きい台石が最上段に乗り危険な状態にあるが、その時、塔の中に封じ込んだ白蛇がお守りしているので崩れないでいると言われている。
今回、興味のある、(役公之、役小角。修験道 神道)寝釈迦像のある、塔の沢登山口から、袈裟丸山を目指し、5時間半、小丸山の先の避難小屋の手前で、タイムアウトで、下山、3時間くらいで塔の沢に下山。
国道122号線、沢入から、林道小中西山線に、途中、塔の沢登山口標識がある、枝林道を、かなり水量のある渡瀬川支流の橋を渡り、行き止まりに登山口がある、季節外れの時期、誰もいません、トイレがあります清潔で綺麗でした、登山カード(山行カード)を投函して、出発 6:18。
今回、興味のある、(役公之、役小角。修験道 神道)寝釈迦像のある、塔の沢登山口から、袈裟丸山を目指し、5時間半、小丸山の先の避難小屋の手前で、タイムアウトで、下山、3時間くらいで塔の沢に下山。
国道122号線、沢入から、林道小中西山線に、途中、塔の沢登山口標識がある、枝林道を、かなり水量のある渡瀬川支流の橋を渡り、行き止まりに登山口がある、季節外れの時期、誰もいません、トイレがあります清潔で綺麗でした、登山カード(山行カード)を投函して、出発 6:18。
標高840m 塔ノ沢登山口
本来の登山口は、治山砂防の堰堤の下に木橋を渡るところにあります。
塔ノ沢取り付き
沢を、右・左と、ケルンに案内されて登って行く、良いですね、(筑波山は、マーキングだらけ)、まさに修験道、神道の山、袈裟をまとった天狗が行く。
分岐、沢が右と左に分かれます、直進の取り付け、フエースが見えますが、二子山の道、左折して寝釈迦へ。
不動岩の石の山道、石仏が沢山あります。
寝釈迦、制作者は、未だに誰だか判らない、石のみと石頭で、こつこつと何ヶ月、何年も掛けて彫った、当時ここまで入山するのにも大変だったろうに、この場所に野営して、水は豊富にある、食べ物は?、(生活は、火の力・生活水は、山湧き水・米は??・カモシカ・沢の魚イワナ)。熊野修験の奉納札がある。
相輪塔 高さ18m、回り、相輪塔にも石仏が沢山祀られています。
賽ノ河原から200m手前の避難小屋、小屋は、新しいのと2棟と、傾いたトイレがあります、この小屋の中には布団と毛布と掛け布団、鍋や釜等が沢山ありますが、何の目的使用するのか判りません、避難小屋。
山は、命の母
森は、動物のふる里
自然は、地球の宝
と書いてあります。
賽ノ河原 袈裟丸山中腹のこの場所は、木が生えておらず、大小の石ばかりが転がっているので賽の河原と呼ばれています。 その昔、弘法大師が夜この地を通ると赤鬼青鬼に責められながら、子供達が石を積み上げているのをみれて三夜看経して済渡したといわれています。
いまでも子供の新仏を出した人が、ここで石を積むと、その子供に会えると伝えられています。
賽の河原付近の残雪
雨量計の附近着雪状況
国土交通省の渡瀬川の雨量観測局がありました。
標高1676mの小丸山の山頂
小丸山の山頂付近
ガス、雨が降り出す、登山道は雪に覆われ、雪は腐り、膝あたりまで抜けて、ルートを探しながらやっとここまできたが断念し下山する。(前袈裟丸山まであと、1時間)
また5月、6月と貴男に会いに来ます。
猫の目草
しばらくぶりの雪の春山を歩いて、今日は、誰も入山していません(しばらく誰も入っていない)大変水量の豊富な山です、雪解け水を集めた沢が、下界へと降りてゆきます。誰もいない山、ワシだかタカだか判りませんが一羽みかけました。カモシカの足跡を登山道で見かけたが、彼らに出会うことも無かった。