2012年12月31日月曜日

年末の挨拶

早いものです、今年も、あと数時間で、暮れようとしています。

ブログを訪問していただいた方々に改めて、お礼申しあげます。

来年もよろしくお願い致します。

2日続けての大雨(筑波山の朝焼けの写真が撮れない。)も上がり明日は、新しい年の黎明が。

平成24年12月31日
夕日がダイヤモンドに輝く西の空。


今年を、燃え尽くすように夕日が静かに落ちていった。


今年の年越しそばは、栃木県の秋山町の、私が栃木で一番おいしいと思う、かみやまから取り寄せました。

美味しい年越しそばに孫たちも大喜び、うれしい年越しとなりました。
 
それではよいお年をお迎えください。

2012年10月28日日曜日

筑波山、羽鳥道

雨の筑波山、山麓、サラシナショウマ、あの純白の花をもとめて。
紅葉には、まだ早い筑波山、羽鳥道を探索、雨はやむ気配なく降り続く、遠くからの眺望だと、山が色付いているかと思われたが、赤松が大量に枯れ、縞枯状態である。

雨に煙る筑波山
山麓付近白いベールをまとい、山頂もガス覆い、電波塔も見えない。


麓の埴輪の店先(にしうら)、表情の豊かな(縄文のビーナス)作品が並ぶ。
土の豊かな地区で、素焼きの土管は、全国に、発送されています。


ヤクシソウとノコンギク


ノコンギク


トネアザミ


サラシナショウマ


タマアジサイ


ツクバトリカブト


サラシナショウマ

 
ヤクシソウ


 
 
男の川(おのかわ)、登山口
 

女の川(めのかわ)、登山口





 
羽鳥道
静かな筑波道、散歩道、二人のナーゲルの音しか聞こえない(聞こえるのは葉をつとう雨の音)。



常陸そば、筑波蜜柑の何ともいえない皮の香りを堪能。
静かな、筑波山、柿が色づき、里山に紅葉時期を迎える音が聞こえる。

2012年10月14日日曜日

北八ヶ岳の天狗岳

北八ヶ岳、天狗岳を唐沢鉱泉登山口からあるきます。

まだ紅葉時期には早いかなと、思われるが山は、-6~7度、になり冬を迎えている。

唐沢鉱泉 - 渋ノ湯分岐 - 黒百合平(黒百合ヒュッテ) - スリバチ池 - 東天狗岳 - 

西天狗 - 西尾根 - 枯尾ノ峰分岐 - 唐沢鉱泉

東天狗岳・西天狗岳

東天狗岳


 出発が、午前9時、諏訪インター(中央自動車道)で降り、午後2時には、唐沢鉱泉を出ないと、途中お昼食べていると遅くなるので、コンビニの飯、クルマの中で遅いお昼を食べながら、2時少し前に鉱泉到着すぐ身支度をして、上流部の登山口の橋、2時20分出発、なだらかな、唐松の林、こけの道、(丸川峠を思い出す)ダテ樺、ナナカマドの紅葉がみられる頃道は、岩がゴロゴロ、の急登、朝降った雨で水たまり、岩が滑る、かなり長い岩の道、1時間20分、渋ノ湯分岐、より沢石の登り名のごとし沢の中の大岩がゴロゴロした道を登る、紅葉は、高木の頭の上にみられ、苔むした岩が登山道の周囲を埋め尽くす、ハイマツとシラビソ、シャクナゲ、草の紅葉が見られ標高が上がってきた、ゴゼンタチバナの赤い実が私たちを迎える、まもなくガスに覆れた小屋が、4時43分、気温1℃。
黒百合ヒュッテは、かなり混雑していた、小屋へ入ると土間のようなロビー、右が食堂、左が談話室、小さなストーブ、人であふれていた、靴の置場所もない、ザックもこの談話室に置いておく、部屋は、食事の後に案内される、小屋は、発電機を使用してない、ソーラーの電源でまかなわれていて、ぼんやりとした明かりの雰囲気、(消灯後の山小屋)従業員もヘットランプを使って仕事をしている、部屋は、3階の屋根裏部屋、二列で頭を反対側にして足と足を向き合わせて寝るが足と足の間がないので、夜中にトイレに行くのには相当の度胸がいる、夜中、一晩中雷の音が(いびき)小屋中に響いていた。

 翌朝気温-6から7℃、小屋を出て、すぐに正面の岩の登り(スリバチ池を経て溶岩台地)表面凍結した岩が滑る、木々の葉は、霧氷が付き、きれいな雪花を咲かしていた、またイワカガミのピンクの花が恥ずかしそうにうつむいて、私のくるのを待っていた。
  登りつめれば 天狗岳 ♪♪♪
  秋の気配は 増すばかり
  重い足取り ザックの重さ
  恋の思いも 増すばかり ♪♪♪
登り初めて10~15分、振り返ると、快晴の青空、北アルプスの山並、黒百合ヒュッテが見え、スリバチ池、天狗の奥庭、奇形の岩、針葉樹、ハイマツ、シャクナゲ、箱庭、自然が作った庭園が、正面に双峰の天狗岳が一望出来る、岩礫の急登を登ると東天狗岳、山頂は、登山者であふれていた、360度のパノラマが、日本アルプスが全望、八ヶ岳の山並み、根石岳、根石山荘、箕冠山、八ヶ岳の赤岳、阿弥陀岳、名残つきないが、ガレを下って、西天狗岳(標高2645.8m)山頂は、かなり広い平坦場所がある、東天狗岳より、人だかりは少ない、ここで小屋でご一緒の横浜の女性の方と、記念写真を(山レコに投稿している)、渋ノ湯に、下山ということでお別れして、西尾根へ、岩塊地を下降する、天狗岳は85%は、ゴロゴロの岩塊地帯である、第二展望台、南八ヶ岳が手に取るように望める、また苔生した岩があらわれ出した、さらに下って第一展望台の岩棚、人が多いので下におり昼食、山頂付近は、ガス覆いはじめた、眼下に諏訪盆地が見える、これより苔生の針葉樹林の原生林を、枯尾の峰分岐へ、分岐を右折して、長いゴロゴロ岩のシラビソの道を、唐沢鉱泉へ、鉱泉の建物が見えてきて、最後沢を折り返しシャクナゲ橋。

唐沢鉱泉の源泉の湯畑

唐沢鉱泉の奧登山口
 
 
唐松の林、ヒカリゴケ(苔生)の道


渋ノ湯分岐

黒百合ヒュッテ

小屋の夕食、外に6人に、1つの大皿料理が
 
三階、屋根裏部屋(特別室?)
布団は、一人に一つ、暖かい夜でしたが、雷が一晩中、(外は満点の星が輝く)夜中トイレに行く場合は、真ん中の柱伝いに人の足を踏まないように行動する。
 
朝食、外小皿料理(ひじきの煮物、お新香)
 
早朝、気温-6~7度、ガスが氷り霧氷で真っ白
 
登山者でにぎわう東天狗岳山頂
天候快晴、360度の展望、雲海は地平線付近に日本アルプスの山並みが、山の山容をくっきりと表し、確認出来る、なかなか見られない景観である、疲れを忘れる瞬間、登山客が多く、よいアングルでの撮影がうまくいかない。
 
西天狗岳(標高2645.8m)
真っ青な空、また山を呼ぶ声が聞こえる(いつの日か夏、花が咲き乱れる、天狗岳を君と歩きたい。)
       
 
       はかなく過ぎし 初恋の ♪♪♪
                  哀しき山の 花園に
                  空へ羽ばたく 鷺草(サギソウ)の
       白く可憐な 花が咲く ♪♪♪
 
 
日本秘湯の湯、唐沢鉱泉
 

唐沢鉱泉、癒しの湯、硫黄の香りがして、湯治場の雰囲気、人が少なく静かで、すばらしいお湯でした。

天狗岳の山旅をご覧ください。


帰路につく。




2012年9月23日日曜日

谷川岳


しばらくぶりに谷川岳(上越国境稜線)に立つ。

トマの耳.薬師岳

谷川岳

谷川岳の標高は2,000mにも満たないが、急峻な岩壁と複雑な地形に加えて、中央分水嶺(分水界(ぶんすいかい)とは、異なる水系の境界線を指す地理用語である。山岳においては稜線と分水界が一致していることが多く、分水嶺(ぶんすいれい)とも呼ばれる。のために天候の変化も激しく、遭難者の多い山で有名である。

薬師岳・谷川富士

頂部は二峰に分かれており、それぞれトマの耳(薬師岳)(標高1,963m)、オキの耳(谷川富士)(標高1,977m)と呼ばれる。元来この山はトマ・オキの二つ耳と呼ばれ、谷川岳の名は隣の俎嵒(マナイタグラ)に与えられていた。しかし、トマ・オキの二つ耳が谷川岳と呼ばれるようになってしまった。


天神峠(1.502m)-熊穴沢避難小屋-天狗の留まり場-天神ザンゲ岩-肩ノ小屋-トマノ耳(1963m)-オキノ耳(1977m)-西黒尾根-ザンゲ岩-ラクダのコル巌剛新道分岐-ラクダの背-鉄塔広場-西黒尾根登山口

谷川岳は、かって、谷川南面(利根川の支流)の沢に魅いら、わらじを担いで、2週間単位くらいで通った、山である。

今日は、天神峠に降り立つ、今のところ、天候はよく、前日降った雨の湿っぽい岩混じりの尾根を下り、天神平からの分岐の木道を登ってゆくと、熊穴沢避難小屋、まもなく樹林帯を抜け、展望がよく、左に、俎嵓山稜とすっぱり切れて落ちた幕岩の大岩、関越トンネルの通風坑が見える。右に、西黒沢、西黒尾根の登山者がみえる、ミヤコ笹の草原、夏の花々が終わり、秋の、深山トリカブト、ワレモ草、ナナカマドの赤いの実、気持ちのよい風が吹いているが(天候が急変しそうな風)注意、とにかく先を急ぐが、登山者が多く、待ち時間が、ザンゲ岩、ガレ場の木の階段広い場所、何通りの階段があり結構いいペースで上れて、肩の小屋、前回きたときは、無人だが、今は、管理人がシーズン中は、常駐して、宿泊(予約)出来る。広場で、昼食(定番のラーメン、コーヒー、コンビニのおにぎりまた食べないで)食事終わって、まもなく雨が降り出した、少し様子を見ていたが、やむ様子がない(結局下山口(マチガ沢旧道出合))まで降っていた、トマの耳(薬師岳)・オキの耳(谷川富士)どちらの頂上も景色は最高なのだが、ガスって何も見えない、天神、西黒尾根の分岐も煙っている、肩の大きな道標もガスで煙る、ガスの中、西黒尾根の方向を確認し慎重に、雨で濡れた岩稜を下る、ザンゲ岩、氷河の跡の一枚岩、雨で濡れて、ツルツル、スリツプに注意しながら、巌剛新道分岐、ラクダのコル、から登って、最後難所の2つのピークのラクダのコブ、3カ所の鎖場を無事通過、樹林帯の中の岩がゴロゴロの急登をひたすら下界へ、冬山でよく、幕営した鉄塔広場、
西黒尾根登山口、ロープウエイ駐車場は、私の車だけでした。


 
ミヤコ笹の草原、肩ノ小屋(まだ雨は降ってない)
 
 
ガスに煙る谷川富士
 
 
道標
 
 
ガスに煙り泣いている、アザミ
 
 
夏でないと、花は少ない、リンドウの花
 
 
 
 
右に西黒 左にマチガ ♪♪♪
中に一筋 西黒尾根を
今日の凱歌に 足どり軽く
かけりゃ土合も はや真近

さらば上越 湯檜曽の流れ♪♪♪
さらば土合よ 谷川岳よ
またの来る日を 心に誓い
走る車の 窓の夢


群馬県警察本部編
この山に願いをこめて
の中に、赤いザイル(横浜カタツムリ山岳会遭難事故)に、今みたいな携帯電話のない時代、通信鳩をつかい連絡をしていた。

Webに次の記事がありましたので紹介します。
そして、最後の伝書鳩によるフィルム運搬を行ったのは、鍔山さんご自身で、1960(昭和35)年9月19日に谷川岳一ノ倉沢も衝立(ついたて)岩で起きた登山者2人の宙吊り事件のときだったそうです。事件当時、2人の所属する山岳会の仲間がすぐさま遺体収容にかけつけましたが、2人に近づくことができず、身内の人達も肉親の姿を遠くに眺めるばかり、そこでザイルの吊り降しを断念し、自衛隊の狙撃でザイルを切断することになり、ライフル銃、カービン銃、軽機関銃などで細いザイルに集中射撃を行い、ようやく2人の遺体を落下させ、収容したという悲惨な事件でした。このとき取材で現場にいた鍔山さんは、何とか早く撮影したフィルムを届けたいと土合山小屋の遭難救助用の鳩を借り、その場にあった袋を小さく裂き、パトローネのままのフィルムを入れ、登山用のゴムバンドで鳩の体にくくりつけて、放ったそうです。もともと鳩にはパトローネ1本そのままではかなりの過重で、谷間を転がるように落ちていったそうですが、後ほど山小屋の鳩舎の入り口に、お宅の会社の名前が書かれた何かをぶら下げていて中に入れない鳩がいると山小屋の人から連絡を受けて、無事にフィルムは空輸されたということがわかったそうです。以後、鍔山さんは、「鳩に残酷なことをさせた最後の男」として仲間に語り継がれたそうです。

雨の谷川岳、短い秋が訪れようとしていた、またの来る日を 心に誓い、たどる関越自動車道 窓の夢。
 

2012年8月14日火曜日

常念山脈の燕岳

常念山脈の領域の燕岳を歩いて
仕事の都合で、土曜日の(いつもの決まりで前日の夜、発)午後8時10分出発、50号線-北関東道(太田桐生IC)-関越道-上信越道-長野道(豊科IC)-北穂高-中房温泉(町営第一駐車場)翌日0時50分到着

夜中、目的の中房温泉へ細い山道を、駐車場を求めてひたすら走る、ほとんど一本道なので迷うことはない、標識の柱に温泉までの距離が表示してありうれしい、目的地が近づき、左側に路上駐車の車の列が、先の駐車場が、満車か心配であるが、第一駐車場までいってみることに、駐車場に入ってみると2~3台の空きがあった、一番広い角の木の下のスペースに駐車できた、2人がゆったり眠れるベットと、簡易水洗トイレ付き、眠り薬を2本飲んで、快適な眠りつく、起床6時、ストーブでお湯を沸かし、山定番のセブンイレブン味噌汁とサンドイッチの朝食、7時、駐車場出発、約10分で中房温泉登山口、いきなり、つづら折りの急登(北アルプスの三大急登)風のない樹林帯の中か息を切らして上ってゆくと、第一ベンチ、水場がある、第二、第三と上ってゆくと、多くの下山者が降りてくる、第三ベンチで、ネイチャーツアーズの山行と出会いました。また、郷里のひたちなか市のグループと偶然会い、懐かしく交流を交わした、合戦小屋で昼食と名物スイカをたんのう、小屋を過ぎた当りから展望が開け始めるが、富士等は雲の中、下ばかり見て上ってゆくと、燕山荘が見えてきてテント場で、71歳に、山行中に誕生日を迎えるという老人(通称カメラマン)が幕営していて、しばし会談、約10日(予備日2日)の食料、テントを担いで、北アルプスにきたという、相当な重装備であろう(装備等はみられないので残念である)、水は、小屋で購入するといい、もう生ビールを1000円でノンできたという話であった、驚く驚異である。燕山荘の階段が、小屋付近は、お花畑になっている、とりあえずチエックイン、山頂付近は花崗岩の、美しい白砂とともに独特の美しい山容(ビーナスの裸体)、景観をなしている、高山植物の女王と言われるコマクサのをはじめとする花の山でもある、翌朝、雷が鳴って雨が降っていたが、カッパを着用して山頂へ、上ってるうちに天候は回復し、燕岳の山頂からの眺望は、北アルプス、槍ヶ岳、穂高、南アルプス、富士山、中央アルプス等々360度のパノラマがみられた、たんのうして、往路を下山、テント場の老人は、雨で停滞していた、挨拶をして(元気をもらって)、合戦小屋へ、またスイカをいただき、下山途中、第三ベンチ付近から雨が降り出したが、中房温泉に着く頃はやんでいた。


燕岳
美しい山容の景観


燕山荘


意味不明の石仏


燕岳山頂


イルカ岩と槍ヶ岳


岩ツバメ?


コマクサ


チシマギキヨウ


ハクサンフウロ


山頂からの眺望
 左からの尾根、表銀座縦走路。左奥より、常念岳・東天井岳・大天井岳。中央奥、前穂高岳・奥穂高岳・南岳・中岳・大喰岳・槍ヶ岳・西鎌尾根。


山頂からの眺望
左より槍ヶ岳・笠ヶ岳・双六岳・三俣蓮華岳・黒部五郎岳・鷲羽岳。


山頂からの眺望
戦闘機が飛来


山頂からの眺望
左V型の山、ワリモ岳・祖父岳・南真砂岳・水晶岳・真砂岳・野口五郎岳・赤牛岳・三ッ岳・鳶山




燕山荘、山小屋の中に、蒲田行進曲に出てくるような階段、かなり急な、はしご場があり小屋の中で登山の訓練ができる。トイレはきれいで、スタッフは親切である。またいきたい小屋である。

夕食

朝食


花の燕岳を鑑賞してください。


北アルプスの燕岳、きれい美しい女性のような山容の山であった。なかなか時間がとれない、老人がうらやましい山旅であった。