2012年2月27日月曜日

栃木県佐野市秋山町・柿平町・栃木市星野町

早春の妖精、セツブンソウ(節分草)を訪ねて

秋山川を山奥に分け入り美味しい蕎麦をいただいて来ました。
雰囲気は、出流山の『いずるや』みたいなかんじです、大人4人、小学生、幼稚園児で、ざる5合を、3枚、天ぷら2皿を、食べ過ぎ??










美味し蕎麦でした、いつもは並んで待ちますが、今日は、またなくてすみました。








佐野市柿平町のセツブンソウ節分草。

まだ早いが可愛い花を咲かしていました。













柿平町の秋山街道に、菜蟲館(さいちゅかん)という、産直のお店、野菜などの農作物の他に手打ち蕎麦も食べられます、を左にはいった山の傾斜に群生しさいています。






栃木市星野町のセツブンソウ節分草。

栃木星野の里




星野遺跡の北側の庭先に咲いています。

黄色い花の咲く、キバナセツブンソウ(黄花節分草)










 星野の里、四季の森星野、永野川沿い、足尾、粟野方面、北西に栃木市から10キロ。




早春に、いち早く顔を見せる可愛らしい花、春の花が一斉に咲き出す頃は、休眠に入る、春植物・スプリングフェメラル(春の儚い命)。

花言葉

人間嫌い ・ 光輝 ・ 微笑み

2012年2月20日月曜日

南八ヶ岳 厳冬期の八ヶ岳山麓

厳冬期の南八ヶ岳山麓を歩いて

美濃戸口(往路)-美濃戸山荘-北沢コース-赤岳鉱泉(泊)(復路)-中山尾根-行者小屋-美濃戸山荘-美濃戸口

主峰赤岳を中心に、硫黄岳から編笠山まで、横岳、赤岳の岩稜の西壁を見ながら歩く。

樹氷と赤岳




美濃戸口より、2年前の秋、紅葉がきれいな時期、赤岳山荘まで車ではいった道、今回は、雪の林道、カラマツの林を歩きますが、自家用車は、入れます、所々凍って滑りやすい、澄んだ空気は、肌を刺す冷たさ、吐く息が髪の毛に、霧氷になって付く、美濃戸山荘、店頭にテーブルと薪ストーブがあり、番茶入りのポットもある、北沢・南沢分岐、北沢沿いのルート、左側に取り付き、林道を歩く、堰堤広場の先林道が終わり、橋を渡り、狭い登山道、しっかりしたトレース唐松の林、傾斜の緩い沢に沿って、沢を何度も右・左に渡り、息を切らして登って行くと、正面に雪の岩峰の大同心が、山頂付近白く雪煙が上がる、標高2220mの赤岳鉱泉に到着。

大同心が現れた、小屋はすぐ。



小屋前のアイスキャンディ(人工氷瀑)



雪に埋もれた小屋、積雪約1mから1.2mほど、鉱泉は、冬場は休みだそうです、小屋は、今日は土曜日、200人の宿泊が、あるそうです、大部屋、暖かいこたつがあります、『夕食、焼き肉・野菜サラダ・豚汁・果物』 『朝食、焼き魚・野菜サラダ・納豆・味噌汁』 豪華な楽しい食事満足、アルコールも補給して就寝。

写真=ネイチャーツアーズ


飲料水は豊富で、無料でした、早朝7:00時、気温-22°、赤岳鉱泉出発、中山尾根まで登り、快晴の天気、蒼い空、純白のスーツの八ヶ岳、山が輝く、山を愛する人の特権、誰にも見せられない秘密、綺麗だ、また山に病む(山は病院、いのちも心も蘇る)山をたのしむために山から健康をもらってきて、下界で十分働く。つまり、里があっての山『田中澄江より』。

大同心・小同心
大同心・小同心・横岳

中山尾根展望台
八ヶ岳主峰赤岳


冬眠中の行者小屋
行者小屋より阿弥陀岳、赤岳へのトレースをソロが


行者小屋を後に、南沢ルートを下山、緩やかな下り、後半急な下りとなって美濃戸山荘へ、森の小動物たちは、冬眠、高山植物は、雪の中で、山小屋も春を待ち焦がれています、♪♪吹雪の尾根も 風やみて 春の日ざしの 訪れに 谷の雪崩も 静まって 雪融(ゆきげ)の沢の 歌楽しいざ行こう 我が友よ♪♪。

山にあこがれ若人の群れ??


美濃戸小屋より、往復路、林道をひたすら、美濃戸口へ。

北沢・南沢から小屋までのルート、トレースはラッセルされ、スノーシューは必要ありませんでした。

中高年とは、40歳から60歳までで、60歳以上は、後期高齢者ということです、若人???。

妻記


尚、ブログ掲載の写真は、スマートフォンで、撮影しています、雪の山で(-20°)、手袋をしたまま、スマートフォンが操作できる、のグローブをさがしています、山は蒼き故郷。

2012年2月18日土曜日

筑波山、V字谷東尾根・男女川の沢

V字谷東尾根、男女川の沢の源流を歩いて

早朝は、山頂付近、ガスって見えませんでした、夜中に雪が降り、雪化粧の筑波山、外見は、冬の山ですが、山吹草の春芽・アオキの実から芽がみられる。




V字谷東尾根
2月18日から筑波山の梅祭りがはじまる、梅林上部取り付き。

V字谷東尾根・東尾根分岐直進



久しぶりのV字谷東尾根、沢の真ん中にもみの木が根本にお賽銭が上がっています、靜かな山、鳥の鳴き声もない、聞こえるのは沢の音、木々から落ちる雪の音が、獣の足音に聞こえ、尾根を見上げる、静寂------。
凍結した沢、今年は少ない。



V字谷東尾根核心部、雪が付いた岩が滑る、巻き道(高巻き)はない、一旦沢を下り、左岸を高巻きしかない、核心部、沢を下るのは危険だ、直登のみ、手袋を通して冷たさが指に、靴が水の中、気にせずホールドを探して、格好も気にせず、3点半支持で、膝も使い慎重に、四つん這いになって越えてゆく、この先、3つのテラス、ホールドの少ない一枚岩があるが、テラスまで行けば、右岸を巻ける、テラスを越えて一服。
斜めルンゼ、ホールドはあるが、雪と水、ザック(背中)があたる。



V字谷東尾根上部分岐、右方向巻き道を、東尾根、洞窟、立身石へ。
洞窟の前の杉の巨木、ブナの木が霧氷で綺麗です。
真っ青な空、霧氷。


うっすら雪化粧の山頂、山桜が満開のような霧氷と女体山。
 
 



御幸が原の湧水の男女川の沢の源流を下降。

下山道、御幸が原の男女川源流の役公之窟の石物。

役行者(えんノぎょうじゃ)は、続日本紀によると、姓が役公(えだちノきみ)で、名を小角(おづぬ)と云い、634年(舒明天皇6年)8月10日大和国葛木上郡茅原(ちはら)の里、奈良県御所市茅原の本山修験宗大本山・茅原山・金剛寿院「吉祥草寺」で生まれ、父は高鴨神に奉仕する高加茂朝臣(たかかもノあそん)で、加茂役君(かもノえだちノきみ)、加茂間賀介麻(まかげまろ)と云い、又の名を大角(おおづぬ)。母は渡都岐比売(とときひめ)、又の名を白専女(しらとうめ)、刀自女(とらめ)と云って、第25代武烈天皇の御代(6世紀初期)大伴金村に攻め滅ぼされた大臣物部真鳥の娘です、奈良観光HPによる。
熊野修験の祈願の奉納札。

窟の中、右が斧を持つ前鬼、中央が右手に錫杖・左手に経巻を持つ役行者、左が水瓶を持つ後鬼、か。
男女川源流の湧水の下の沢を直下降。

御幸が原と別れ沢を下降、沢の中を400から500m下ると、左岸に、踏み跡の明瞭な道が現れた、下に連れて沢を高巻くように、沢を右下にみて、巾の広い登山道と言うより、山の作業道路を下って行くと、左側の檜の森上部にケーブルカーの線路敷きが見えてくる、しばらく歩って、治山砂防の堰堤が見えて大小2位あります、沢は遥か右側に離れて、宮脇駅脇に、下山。

駅の早春の花、福寿草が満開でした。

雪の中アオキの芽が、小さい根回り穴をつくっています、霊芝(万年茸)でしょう??。

筑波山の梅林の赤い梅1分咲き。
霧氷、氷の結晶。

しばらくぶりで筑波山の南面を歩いてきました、北面、羽鳥側は、沢山雪が付いていて、軽アイゼンが効かないようだ、筑波の雪は水分が多いので、春の雪と同じ、明日になれば凍結して歩きやすいかも。

2月18日(土)から筑波山の梅祭りが開催されます、山ガール5名(つくば観光大使)が交代で振り袖姿で、案内をしています是非おいでください。


2012年2月14日火曜日

日光 湯本 憾満ガ淵

日光冬祭

湯ノ湖

「奥日光湯元温泉雪まつり」、約100メートルの雪のトンネルと氷彫刻、夜は、イルミネーションやライトアップが雪の鎌倉を彩り幻想的でしょう。












県内外のホテルシェフなどが制作した氷彫刻21基が、鎌倉の中にあります、風が冷たい、夜になると、満点の星のした、ライトアップに、氷の彫刻が色々な色に染まり綺麗でしょう。













ノ湖、奥日光の有名スポット(景勝地)が凍結しています。もちろん、ここのところの降雪で、すっかり一面の雪景色にチェンジ済みです。

雪煙の右側は、紅葉の景勝の厳冬期の兎島。
湖面は完全凍結し、氷上で何か作業をしています。





憾満ガ淵 慈雲寺 化地蔵

天海大僧正=慈眼大師が東照宮を日光に祀った時、別当寺の大楽院(現在の東照宮美術館の地)一帯は往生院といって一山(僧侶)の墓地だった。それその命に従って公海が選んだ地が、含満ヶ淵だったのである。公海はこの地に慈雲寺を建立し、阿弥陀如来と慈眼大師(天海)をその本堂に祀った。
そして「化け地蔵」である。並び地蔵・百地蔵とも呼ばれる。天海の弟子約100名の者が「過去万霊・自己菩提」のために、地蔵一体の座像を造り、大谷川右岸に沿って並べた。
そして、参詣者が地蔵の数を数えてみると、何度数えても数が合わない。そのことから、化け地蔵の名が生まれた。
という言が書いてあります。

今晩ここで、日光キャンドルページェント2012が実施されます。

日光の夜を幻想的に彩る「日光冬祭-ひかりの祭典-日光キャンドルページェント2012」が10日、栃木県日光市の憾満ガ淵化地蔵(かんまんがふちばけじぞう)などで始まった。
雪の残る日光で約3500本のろうそくのほのかな炎が温泉街を彩っている。
東日本大震災復興の願いも込め、社団法人「LOVE・FOR・NIPPON」が福島県内の仮設住宅に住む約40人を1泊2日の日光旅行に招待する。

願いごとが書かれたローソクが準備されています。



キャンドルが一体に一つ、数は合ったのでしょうか??。


私が、訪ねた日は、風が強よく、今晩、催す日でした。
鳴虫山の下山地にあり、日光八景のひとつ、含満ガ原である。